たまに 改善日記

たまに改善したことを書いていきます。改善が誰かのお役に立てばいいなって思います。

領海の範囲と無害通航権

領海は海洋法で規定されます。
海洋法に関する国際連合条約
第三条 領海の幅
いずれの国も、この条約の定めるところにより決定される基線から測定して十二海里を超えない範囲でその領海の幅を定める権利を有する。

12海里までで超えない範囲って決まってました。陸の領土とは違って無害通航権があります。無害なら自由に通っていいそうです。

第十七条 無害通航権
すべての国の船舶は、沿岸国であるか内陸国であるかを問わず、この条約に従うことを条件として、領海において無害通航権を有する。

潜水艦だったらいったん浮上して国旗を掲げるそうです。無害通航権には例外があります。

第十九条 無害通航の意味
1 通航は、沿岸国の平和、秩序又は安全を害しない限り、無害とされる。無害通航は、この条約及び国際法の他の規則に従って行わなければならない。
2 外国船舶の通航は、当該外国船舶が領海において次の活動のいずれかに従事する場合には、沿岸国の平和、秩序又は安全を害するものとされる。
 (a)武力による威嚇又は武力の行使であって、沿岸国の主権、領土保全若しくは政治的独立に対するもの又はその他の国際連合憲章に規定する国際法の諸原則に違反する方法によるもの
 (b)兵器(種類のいかんを問わない。)を用いる訓練又は演習
 (c)沿岸国の防衛又は安全を害することとなるような情報の収集を目的とする行為
 (d)沿岸国の防衛又は安全に影響を与えることを目的とする宣伝行為
 (e)航空機の発着又は積込み
 (f)軍事機器の発着又は積込み
 (g)沿岸国の通関上、財政上、出入国管理上又は衛生上の法令に違反する物品、通貨又は人の積込み又は積卸し
 (h)この条約に違反する故意のかつ重大な汚染行為
 (i)漁獲活動
 (j)調査活動又は測量活動の実施
 (k)沿岸国の通信系又は他の施設への妨害を目的とする行為
 (l)通航に直接の関係を有しないその他の活動

これらは無害じゃないので通航したら追跡します。でも速いので追いつけないかもしれません、そんな時は飛行機に任します、継続して追跡しているかが問題になってしまいます。でも停止や拿捕などしても相手が隠したり間違いだったりすると損害賠償を払わないといけません。

第百十一条八項
追跡権の行使が正当とされない状況の下に領海の外において船舶が停止され又は拿捕されたときは、その船舶は、これにより被った損失又は損害に対する補償を受ける。

試しで捕まえてみても損害賠償を払わないといけないかもしれない、他国とは収入の格差があるので数十万の賠償金であってもその国にしたら大金だったら詐欺が横行するかもしれません。